子どもたちにアートと親しんでもらう教育プログラム「N*CAP(エヌキャップ)」が、鳴門市の鳴門教育大であり、小学1~5年生23人がLEDを使った芸術表現を体験した。
参加者は4班に分かれ、同大の学生17人に教わりながら、宇宙や魔法、花火などのテーマを設定。真っ暗にした部屋の中でLEDライトを動かし、思い思いに描いた光跡を20秒の長時間露光で写真に収めた。
撮影後、各班の作品を鑑賞。春をイメージし、愛らしい花を描いた同市の板東小4年近藤詩葉さん(9)は「ライトで絵を描けるなんてびっくり。上手にできた」と笑顔を見せた。
N*CAPは「ナルト・チルドレンズ・アート・パーク」の略。同大と市の主催で毎年実施しており、本年度は計5回行う。