愛媛県西予市明浜町高山のあけはまシーサイドサンパークで11日、発光ダイオード(LED)電球約10万個を使ったイルミネーションの点灯式があり、住民らが幻想的な光景や演奏を楽しんだ。点灯は4月14日まで(午後6時半~10時)。
地元の青年組織でつくる実行委員会(中山知哉委員長)が、海水浴客やキャンプなどでにぎわう夏場以外の魅力もPRしようと2014年から実施。これまで11月下旬から2月中旬だったが、他地域でイルミネーションが少なくこれから桜の花見も楽しめる時期に変更。約1カ月前から、若者が土曜日曜に飾り付け作業を続けてきた。
点灯式では、地元の宇和高校吹奏楽部や高山保育所、愛媛大のアカペラサークルが演奏や歌などを披露。午後6時45分に点灯されると、地元の伝説にちなんだかわいらしいかっぱやイルカ、「ようこそあけはまへ」などのメッセージが浮かび上がり、家族連れらが記念撮影するなどしていた。