九都県市首脳会議環境問題対策委員会は、九都県市内の協力施設などとスターバックス481店舗で、12月11日(月)にライトダウンを実施すると発表した。
ライトダウン実施時間は、19時00分~20時00分。ただし、施設により異なる。
また、スターバックス481店舗では、12月11日(月)19時~20時にライトダウンイベント「Nothing is Charming」(ナッシング イズ チャーミング)」を実施する。
毎年12月は、1997年に京都で開催されたCOP3を契機として定められた「地球温暖化防止月間」であり、そこで採択された「京都議定書」は2017年12月に採択から20周年を迎える。
そこで埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市の九都県市では、スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)と連携し、若者を中心とした住民が省エネや地球温暖化対策について考えるきっかけを創出するためにライトダウン(消灯)を実施する。
この取り組みの目的は、スマートフォン、PCなどの電子機器の使用をなくし、いつもは当たり前にある明かりもなくすことで、参加者のライフスタイルを改めて考え直す機会を提供すること。
そのイベントとして、スターバックスでは、数量限定で蓄光インクを使用したオリジナルコースターの提供や、ロウソク型LEDライトにかぶせて楽しむ折り紙ランタンの制作ワークショップも行う。
また、このスターバックスのライトダウンイベント「Nothing is Charming」は、「ない」ことを楽しむエコアクションと位置づけられている。
さらに、京都市や札幌市を中心に九都県市外のスターバックス約120店舗でも、京都議定書誕生20周年を記念し、ライトダウンイベントを同時開催する。
その他、東京スカイツリー、よこはまコスモワールドの大観覧車など九都県市内の民間企業・団体の施設32か所でもライトダウンを同時に実施する。
なお、ライトダウン以外で協力する企業・団体もある。詳細は九都県市首脳会議環境問題対策委員会ホームページを参照のこと。