環境省は9月11日、中央合同庁舎5号館の環境省フロアにLED照明器具を導入する事業において、賃貸借によりLED照明器具を設置・保守管理を行う業務について、一般競争入札を行うと発表した。

この業務は、現存の蛍光灯照明器具をLED照明器具（ベースライト露出型、ベースライト埋込型、ダウンライト埋込型）にし、省エネルギーと温室効果ガスの排出量削減を図るもの。また、落札業者は賃貸借期間中の保証・保守メンテナンスを実施する。

設置作業の対象は、環境省（中央合同庁舎5号館）地下2階、地下1階、1階、低層棟1階、3階、19階、22階、23階、24階、25階、26階の図面に示す「蛍光灯照明器具」部分であり、対象照明器具の総数は閲覧資料のうち「設置場所別数量表」による。閲覧資料は借受申請書・情報管理誓約書を提出（FAX申請）し見ることができる。

契約期間は契約締結日から2022年3月31日まで（2017年度～2021年度）。設置期限は2018年2月28日。賃貸借期間は2018年3月1日～2022年3月31日（49ヶ月）。賃貸借期間終了後、賃貸借物件は環境省に無償譲渡する。

なお、入札の説明会を9月25日（月）10：30から同省第4会議室で開催する。説明会終了後には、業務にかかわる現地説明会を実施する。入札書の受領期限は11月1日17：00。

また、この案件においては、環境省が策定した「プレミアム基準策定ガイドライン」に基づき、より環境性能の高い物品の調達に努めることとし、定める基準や評価をみたしているものについて積極的な調達を行うこととしている。

例えば、現行のグリーン購入法に基づく、「環境物品等の調達の推進等に関する基本方針」に掲げられたLED照明器具にかかわる判断の基準を満たすこと等が要件となる。