LG が、専用のモバイルアプリで操作できるスマート電球「LG スマートライト」を発表しました。LG スマートライトは、アプリをインストールしたiOS/Android 端末とBluetooth 接続し、様々な機能や点灯モードで使用できるLED 電球。
アプリでは電話着信の際に照明を点滅する機能や、設定時刻になると自動的に点灯し、実際には不在でも在宅中のように見せる「セキュリティモード」のほか、Android 端末では再生している音楽に合わせて点滅する「プレイモード」も使用できます。
また端末をタッチするだけで点灯・消灯できるほか、端末をかるく振ることで、ほのかな明るさで点灯することも可能です。
製品ラインナップは電球色と昼白色の2種類。明るさはともに10W。寿命は1日5時間の点灯で10年以上使用できるとしています。価格は1個3万5000ウォン、約3300円。
専用アプリはAndroid 4.0 以降 / iOS 6.0 以降を搭載し、Bluetooth 4.0 に対応する端末で使用できます。
なおスマート電球といえば、日本ではPhilips Hue やTabu Lumen が販売中。LG の日本向け販売予定や価格は未発表なので一概には比較できませんが、実勢価格はHue が1個6980円、Lumen は8000円前後と、ともにLG より2倍以上高価です。
またHue の使用には専用のブリッジユニットが必須なため、初回導入時には2万6000円のスターターキットを購入する必要があります。
LG との機能面での違いは、Hue やLumen はともに光の色を1600万色と幅広く変える調色に対応します。またHue はブリッジユニットでLANに接続するため、家の外からインターネット経由で操作したり、ネットサービス連携のIFTTT に対応し様々なアプリと連携できる点も違いです。