京都市は、来年度の当初予算(案)の編成における重点などを公表し、施策の一つとして三年以内に市内の生活道路の街灯などをすべてLEDに変えることを発表した。
予算編成にあたって、同市は6つの施策と重点を発表しており、その中のひとつ「環境にやさしい循環型社会、持続可能なエネルギー社会の実現」について、約13億3,800万円の予算を下記の内訳で見込んでいる。
「LED道路照明灯の設置」に関して同市は、生活道路のほぼすべての蛍光灯約67,000灯を平成28年度までにLED化するとしており、これは当初計画から3年短縮の予定で実施されることとなる。
また、幹線道路についても新たに水銀灯約10,000灯を来年度から2年間でLED化する見通しだ。
同市の来年度予算(案)は全体で、本年度を160億円上回る約7,400億円を計上する見込み。うち、公共投資の規模は大幅増となった今年度並みの約700億円を確保している。(金額は概算で、今後変動の可能性あり。)