福井県越前市と鯖江市は、両市内の町内会が管理する防犯灯を、リース方式により2014年度中にLED化する。
本事業は、両市が業者とLED防犯灯のリース契約を結び、町内会もリース料の一部を負担するもの。リース期間は10年間。CO2排出量の削減、省エネなどの環境対策に加えて、事業の合理化やスケールメリットによるコストの削減が見込まれ、効率的なLED化が期待できる。
今後、この事業に参加する事業者を募集し、4月より対象の防犯灯の調査を行い、2015年3月までに切り替えを完了する予定。対象となる防犯灯は越前市が約10,000灯、鯖江市が約9,000灯。10年間で、越前市が約1億6,000万円分、鯖江市が約1億5,000万円分の節電になり、電気代が半減する。
なお、両市は、環境省の「小規模地方公共団体におけるLED街路灯等導入促進事業」の採択を受け、昨年には同様にリース方式による市所有の街路灯等のLED化を行っている。こちらの事業は3月中に導入が完了する予定。