ミネベアミツミ(長野県北佐久郡)は同社のLED照明器具「SALIOT(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things/サリオ)」を常設した「SALIOTショールーム」を東京都港区三田にオープンした。
「SALIOT」は、スマートフォンやタブレットで、配光角・明るさ・色温度・上下左右を簡単にコントロールすることができるスマートLED照明。様々な光の照射域・角度をコントローラーひとつで制御でき、高所作業やレイアウト変更の負担を軽減しながら、今までにない照明の表現を可能にしたという。
ショールームの規模は天井高5m、総面積145平米。200台を超えるSALIOTの最新機種を設置する。リテールブース・ギャラリー・スタジオ・ダイニングといったシーンを設定し、SALIOTの照明性能の総合力を体感できる仕組みになっている。内装にはデザイナーの森田恭通氏(GLAMOROUS co.,ltd.代表)を起用した。
今後は、この施設で各種イベントなども行う予定にしており、新たなライティングイノベーションを体感できる場として機能させていく。
同社は、このショールームオープンをきっかけとして、百貨店・ショッピングセンター・アパレル関連の商業施設や、カーディーラーなどショールーム、博物館・美術館、教育施設、イベントスペース、ホテルなどへの導入を、本格的に目指していきたい考えだ。
なお、SALIOTは、同社の超精密機械加工技術・光学技術・無線技術を組み合わせたもので、2015年から展開している。